2025/01/13 14:58

2006年、
小さなお店をオープンしました。
アクセサリーのこと、そして私のことを
少しご紹介したいと思います。
atelier eMuのアクセサリーは、
すべての作品に手作りのパーツを使うことを
大切にしています。
真鍮の板を大きなハサミでチョキチョキ。
かなづちでトントンカンカン。
小枝やレースから型を取って
パーツを作ったり、
ドリルで穴をあけたり、
バーナーの火で溶接したり。
一つ一つ色をつけ、また磨いて、
ようやくパーツが完成します。
時間をかけて作ったパーツを眺めながら、
ようやくアクセサリー作りが始まります。
時間をかけた分だけ、愛おしさもひとしお。
手作りならではのあたたかさを
感じていただけたら嬉しいです。

eMuのアクセサリーは、
真鍮やシルバーのオリジナルパーツに、
天然石やガラス、淡水パールなど
さまざまな素材を組み合わせて作っています。
レースや本物の小枝、
木の実から型を取って作ったもの。
原型から一つずつ手作業で作ったもの。
長い線を切ってつなぎ合わせたもの。
真鍮のパーツは、
少しアンティークな雰囲気を出すために、
一度真っ黒に着色してから磨き上げています。
こうして時間をかけて作ったパーツは、
今では130種類以上になりました。

アトリエには、
かなづちや糸のこぎり、ドリルなど、
さまざまな工具や機械が並んでいます。
かなづちだけでも何種類もあり、
仕上がりのイメージに合わせて使い分けています。
アクセサリーを組み立てる作業は
とても細かく繊細ですが、
パーツ作りはそれとは反対に
手が真っ黒になり、強い力が必要だったり、
薬品の匂いや大きな音がしたりと、
また違った作業です。
そんな工程を重ねながら、
日々アクセサリーを作っています。

アクセサリーを作り始めたのは、大阪で学生をしていた2003年のこと。
偶然通りかかったビーズショップで「アクセサリーは自分で作れるんだ!」ということを知り、もともと手を動かしてものを作ることが好きだった私は、あっという間に夢中になっていきました。その後、ビーズショップでアルバイトをしたり、アクセサリーデザイナーのアシスタントをしたりしながら、家では自分のアクセサリーを作る毎日。こうしてどんどんアクセサリー作りにのめり込んでいきました。
2005年、富山に戻り、自宅の一室で手作り教室を始め、手作りマーケットなどにも参加するようになりました。2006年、生まれ育った氷見市の港のすぐそばに、小さなお店を開店。8畳ほどの小さなお店でしたが、約10年の間、そこで過ごしました。
そして2017年6月。静かな場所を探して辿り着いた、高岡市の住宅街の入り口にアトリエを移転オープン。お気に入りの空間で、毎日楽しみながらアクセサリーを制作しています。
店名の由来は、私の名前の頭文字「M」から。10代の頃から作り続けてきたアクセサリーですが、自分が年を重ねるにつれて、作るものもどんなふうに変化していくのか。これからの10年、20年も、とても楽しみにしています。

